「サウナにメガネをかけたまま入っても大丈夫か？」
「メガネでサウナに入るとレンズが曇って快適に過ごせない」
このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
結論からいうと、普通のメガネでサウナに入るのはおすすめできません。
フレームの変形や火傷、レンズの曇りなど、さまざまなリスクがあるためです。
この記事では、普通のメガネでサウナに入る危険性から、サウナ専用メガネの選び方、おすすめ商品まで詳しく解説します。
目が悪くても快適にサ活を楽しみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
サウナにメガネをかけたまま入ったらだめ？大丈夫？
結論からいうと、普通のメガネをかけたままサウナに入るのはNGです。
メガネレンズは皆様が思っている以上にデリケート。特に**「熱」**に対しては非常に弱いのです。
サウナ室内は80〜100℃の高温環境であり、一般的なメガネはそこまでの熱に耐えられる設計になっていません。フレームの変形やレンズの劣化、金属部分による火傷など、さまざまなリスクがあります。
とはいえ、目が悪い方にとって「メガネなしでサウナに入る」のは不便なもの。周囲が見えにくく、段差につまずいたり、知人に気づけなかったりすることもあるでしょう。
そんな悩みを解決するのがサウナ専用メガネです。耐熱素材や曇り止め加工を施した専用設計で、高温環境でも安心して使用できます。
この記事では、普通のメガネでサウナに入るリスクから、サウナ専用メガネの選び方、おすすめ商品まで詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
普通のメガネでサウナに入るリスク
普通のメガネをサウナで使用すると、熱や湿気によってさまざまなトラブルが起きます。
主なリスクは以下の3つです。
- フレームやレンズが変形・劣化する
- 金属パーツが熱くなり火傷の危険がある
- レンズが曇って視界が悪くなる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
フレームやレンズが変形・劣化する
サウナ室内の温度は80〜100℃に達するため、一般的なメガネのフレームやレンズは熱で変形するおそれがあります。特にプラスチック製のフレームは熱に弱く、曲がったり歪んだりしやすい素材です。
レンズも例外ではありません。多くのメガネレンズにはコーティングが施されていますが、高温にさらされると
コーティングが引き裂かれて、ひび割れ発生します。
これを専門用語で「クラック（熱クラック）」と呼びます。
一度クラックが入ると、もう元には戻せません。
普段使いのメガネは決して安いものではないでしょう。サウナに入るたびにメガネが劣化していくのは、経済的にも大きな負担です。大切なメガネを守るためにも、サウナでの使用は避けましょう。
金属パーツが熱くなり火傷の危険がある
メガネのテンプル（つる）部分やネジには、金属が使われていることが多いです。金属は熱を吸収しやすい性質があり、サウナ室内では高温になって肌に触れると火傷を起こす危険があります。
特に注意が必要なのは、こめかみや耳の後ろなど、金属パーツが直接肌に触れる部分です。サウナに長時間滞在すると、金属部分の温度はかなり上昇します。
気づかないうちに低温火傷を起こしている可能性もあるため、油断は禁物です。
また、汗をかいた状態で熱い金属に触れると、より火傷のリスクが高まります。サウナ室内でメガネの位置を直そうとしたときに、熱くなった金属部分に触れてしまうこともあるでしょう。
安全面を考慮すると、金属パーツを含む普通のメガネはサウナに不向きです。
レンズが曇って視界が悪くなる
サウナ室内は高温多湿の環境であり、メガネのレンズが曇りやすい条件が揃っています。特にサウナ室に入った直後や、水風呂から出た後は急激な温度変化が起こり、レンズが一気に曇ってしまう可能性が高いです。
視界が悪い状態でサウナ室内を移動すると、段差につまずいたり、熱いストーブに近づきすぎたりする危険があります。また、何度もレンズを拭く手間がかかり、リラックスどころではなくなってしまうでしょう。
曇りの原因は、レンズの表面温度と周囲の空気の温度差によって生じる結露です。普通のメガネには曇り止め機能がついていないため、高温多湿のサウナでは曇りを防ぐのが難しいのが現実です。
快適にサ活を楽しむなら、曇り止め加工のあるサウナ専用メガネを検討してみてください。
サウナでコンタクトレンズは使える？
サウナにメガネで入るのが難しいなら、コンタクトレンズはどうだろうと考える方もいるでしょう。
結論からいうと、コンタクトレンズでのサウナ利用もNGです。高温環境ではコンタクト特有のトラブルが発生しやすく、目の健康を損なうリスクがあります。
以下では、サウナでコンタクトレンズを使用する際の具体的なリスクを解説します。
- 乾燥してレンズが外れにくくなる
- レンズがずれて目を傷つける可能性がある
- 雑菌が繁殖して眼病のリスクが高まる
乾燥してレンズが外れにくくなる
サウナ室内は高温かつ湿度が低い環境であり、コンタクトレンズが乾燥しやすい条件が揃っています。レンズが乾燥すると目に張りついた状態になり、外そうとしても簡単に外れなくなります。
無理に外そうとすると、角膜を傷つけてしまう危険性もあります。特にハードコンタクトレンズは乾燥の影響を受けやすく、サウナでの使用には注意が必要です。ソフトコンタクトレンズも例外ではなく、長時間のサウナ利用で乾燥が進むと、同様のトラブルが起こり得ます。
サウナ後に目がゴロゴロする、充血しているといった症状が出た場合は、早めに眼科を受診してください。
レンズがずれて目を傷つける可能性がある
サウナでは大量の汗をかくため、汗が目に入ってコンタクトレンズがずれることがあります。レンズがずれると視界がぼやけるだけでなく、目の中でレンズが動いて角膜を傷つけるリスクがあります。
また、目をこすってしまうとレンズがさらにずれたり、目に傷がついたりする可能性が高まります。サウナ中は汗を拭くためにタオルで顔を触る機会も多く、無意識のうちに目に触れてしまうことも少なくありません。
レンズがずれたまま放置すると、目の違和感や痛みにつながります。コンタクトを装用したままサウナに入る場合は、目をこすらないよう十分に注意してください。
雑菌が繁殖して眼病のリスクが高まる
サウナや浴場は、雑菌が繁殖しやすい環境です。コンタクトレンズを装用したまま入浴すると、レンズに雑菌が付着し、眼病を引き起こすリスクがあります。特に水風呂や掛け湯の水がレンズに触れると、感染症の原因になることがあります。
代表的な眼病としては、角膜炎や結膜炎などがあります。重症化すると視力に影響を及ぼす可能性もあるため、軽視できません。日本コンタクトレンズ学会でも、入浴時のコンタクトレンズ装用は推奨されていません。
目の健康を守るためにも、サウナや浴場ではコンタクトレンズを外し、サウナ専用メガネを使用することをおすすめします。
サウナ専用メガネと普通のメガネの違い
サウナ専用メガネは、高温多湿の環境で使用することを前提に設計されています。
普通のメガネとの主な違いは以下の4点です。
- 高温に耐える耐熱素材を使用
- 曇り止め加工で視界をキープ
- 軽量設計で長時間でも快適
- 錆びにくいパーツで劣化を防ぐ
それぞれの特徴を詳しく解説します。
高温に耐える耐熱素材を使用
サウナ専用メガネの最大の特徴は、フレームやレンズに耐熱素材を使用している点です。
一般的なメガネのプラスチックフレームは60〜70℃程度で変形しはじめますが、サウナ用メガネは100℃以上の高温にも耐えられる設計になっています。
レンズにも耐熱性の高い素材が採用されており、コーティングの剥がれやひび割れが起こりにくくなっています。サウナ室内の過酷な環境でも、形状を維持したまま使用できるのが大きなメリットです。
素材の違いは見た目ではわかりにくいですが、実際の耐久性には大きな差があります。普段使いのメガネをサウナで何度も使用していると、知らないうちにダメージが蓄積していくもの。
長くサ活を楽しむなら、はじめから耐熱設計のサウナ専用メガネを選ぶ方が経済的です。
曇り止め加工で視界をキープ
サウナ専用メガネには、レンズに曇り止め加工が施されているものが多くあります。特殊なコーティングによって結露を防ぎ、高温多湿の環境でもクリアな視界を保てるのが特徴です。
曇り止め機能があれば、サウナ室に入った瞬間や水風呂との往復時にも視界が遮られません。周囲の状況をしっかり確認できるため、安全面でも安心です。何度もレンズを拭く必要がなくなり、サウナに集中できるようになるでしょう。
ただし、曇り止め効果は永久に続くわけではありません。使用頻度や手入れの仕方によって効果は徐々に薄れていきます。曇り止め効果を長持ちさせるためには、正しいメンテナンスを心がけることが大切です。
軽量設計で長時間でも快適
サウナ専用メガネは、軽量素材を使用して装着時の負担を軽減しています。サウナ室内では汗をかくため、重いメガネはずれやすく、不快に感じることも少なくありません。軽いメガネならストレスなくサ活を楽しめます。
また、フレームのデザインもシンプルなものが多く、余計な装飾がない分だけ軽量化が実現しています。長時間サウナに滞在しても、耳や鼻への負担が少ないのは大きなメリットです。
さらに、軽量であることは持ち運びの面でも便利です。サウナバッグに入れてもかさばらず、旅行先や出張先でも気軽に使用できます。サウナ好きの方にとって、軽量なサウナ専用メガネは必需品といえるでしょう。
錆びにくいパーツで劣化を防ぐ
サウナ専用メガネは、ネジやヒンジなどの金属パーツにも錆びにくい素材を採用しています。サウナ室内は高温多湿であり、通常の金属パーツは錆びやすい環境です。錆びが発生すると、フレームの強度が落ちたり、見た目が悪くなったりします。
錆びにくい素材としては、ステンレスやチタン、樹脂製のパーツなどがあります。これらの素材は湿気に強く、長期間使用しても劣化しにくいのが特徴です。
また、錆びにくいパーツは肌への刺激も少ない傾向があります。金属アレルギーが心配な方にとっても、サウナ専用メガネは安心して使用できる選択肢です。
サウナでメガネが曇るときの対策
サウナでメガネが曇る問題は、多くの方が経験する悩みの一つです。
曇りを防ぐための対策として、以下の3つの方法があります。
- 曇り止めスプレーやクロスを使う
- サウナ前にレンズを温めておく
- 曇り止め機能付きのメガネを選ぶ
それぞれの方法を詳しく紹介します。
曇り止めスプレーやクロスを使う
メガネの曇り止めスプレーやクロスは、手軽に使える対策グッズです。
レンズに塗布することで、表面に薄い膜をつくり、結露を防ぐ効果があります。ドラッグストアやメガネ店、100円ショップなどで購入できるため、入手しやすいのもメリットです。
使い方は簡単で、レンズにスプレーを吹きかけるか、クロスで拭くだけ。サウナに行く前に準備しておけば、曇りを軽減できます。ただし、効果は数時間程度であり、長時間のサ活では途中で効果が薄れることもあります。
注意点として、曇り止め剤の種類によってはレンズのコーティングを傷める可能性があります。使用前に製品の注意書きを確認し、自分のメガネに適したものを選んでください。
曇り止め機能付きのメガネを選ぶ
もっとも確実な対策は、曇り止め機能が標準装備されたサウナ専用メガネを選ぶことです。曇り止めスプレーやクロスは一時的な効果しかありませんが、専用メガネなら継続的に曇りを防いでくれます。
サウナ専用メガネの曇り止め機能は、レンズ表面に特殊なコーティングを施すことで実現しています。水滴が付着しても広がりやすく、視界を遮るような曇りが発生しにくい仕組みです。
曇り止め機能付きのサウナ専用メガネは、各メーカーから発売されています。頻繁にサウナを利用する方は、専用メガネへの投資を検討してみてはいかがでしょうか。
サウナ用メガネならフジコン「EYE LOVE 入浴」がおすすめ
数あるサウナ専用メガネの中でも、フジコン「EYE LOVE 入浴」は特におすすめの製品です。
お風呂やサウナでの使用を前提に開発されており、耐熱性・曇り止め・軽量性を兼ね備えています。
フジコンは老舗の光学メーカーであり、品質への信頼性も高いのが特徴です。
サウナ専用メガネ選びに迷っている方は、まず「EYE LOVE 入浴」をチェックしてみてください。
以下では、具体的な特徴と他社製品との比較を紹介します。
フジコン「EYE LOVE 入浴」の特徴
フジコン「EYE LOVE 入浴」は、120℃までの耐熱性を備えたサウナ専用メガネです。
一般的なサウナ室の温度は80〜100℃程度であり、十分な耐熱性能を持っています。フレームには耐熱樹脂を採用し、高温環境でも変形しにくい設計です。
曇り止め機能も標準搭載されています。レンズに特殊コーティングが施されており、サウナ室内でも視界がクリアに保たれます。水風呂との往復時にも曇りにくく、快適にサ活を楽しめるでしょう。
重量は約20gと軽量で、長時間の装着でも負担を感じにくいのがポイントです。デザインもシンプルで、サウナだけでなく自宅のお風呂でも使いやすい一本です。
他社サウナ用メガネとの比較
サウナ専用メガネは、JINSやAIGANなど複数のメーカーから発売されています。フジコン「EYE LOVE 入浴」は、他社製品と比較しても高いコストパフォーマンスが魅力です。
JINSの「JINS SAUNA」は耐熱温度が約80℃とされており、「EYE LOVE 入浴」の120℃と比べると耐熱性能に差があります。また、AIGANの「FORゆⅡ」は曇り止め機能が充実していますが、価格帯がやや高めです。
「EYE LOVE 入浴」は、耐熱性・曇り止め・価格のバランスがよく、はじめてサウナ専用メガネを購入する方にも手を出しやすい製品です。もちろん、サウナの利用頻度やデザインの好みによって最適な製品は異なります。
複数の製品を比較し、自分に合った一本を見つけてください。
フジコン「EYE LOVE 入浴」の口コミ・評判
フジコン「EYE LOVE 入浴」は、サウナ愛好家から高い評価を得ています。
特に「曇りにくい」「軽くて快適」といった声が多く、実用性の高さがうかがえます。
口コミでは「サウナ室内でもほとんど曇らず、視界がクリアなまま過ごせる」といった意見が目立ちます。普通のメガネでは何度も拭き直していた方にとって、曇り止め機能の効果は実感しやすいポイントでしょう。
また、「軽いので長時間かけていても疲れない」「デザインがシンプルで使いやすい」といった声もあります。
一方で「度数のバリエーションが限られている」「フレームのカラー展開が少ない」といった意見も見られます。購入前に自分の度数に対応しているか、公式サイトで確認しておくと安心です。
フジコン「EYE LOVE 入浴」の価格と購入方法
フジコン「EYE LOVE 入浴」の価格は、度数なしのタイプで3,000〜4,000円程度が相場です。
度付きレンズを入れる場合は、追加料金がかかることがあります。購入前に必要な度数とレンズオプションを確認しておきましょう。
購入方法は、フジコンの公式オンラインショップのほか、Amazonや楽天市場などの通販サイトでも取り扱いがあります。実店舗で試着したい場合は、取り扱いのあるメガネ店を事前に調べてから訪問するのがおすすめです。
通販で購入する場合、レビューや評価を参考にすると失敗しにくくなります。返品・交換のポリシーも確認しておくと、万が一サイズが合わなかったときにも対応しやすいでしょう。
宮城県でサウナ用メガネを買うならメガネプラザDoへお越しください
当店では、サウナ用メガネの購入相談ができます。
店頭で試着しながら自分に合った一本を選べます。度付きレンズへの交換やアフターサービスも充実しているため、長く安心して使い続けられるでしょう。
ここ宮城県大崎市には鳴子温泉がございます。サウナ用（温泉）メガネをお探しの方は、ぜひメガネプラザDoへお立ち寄りください。
サウナ用メガネを長持ちさせるメンテナンス方法
サウナ専用メガネを長く使い続けるためには、適切なメンテナンスが欠かせません。
以下の2つのポイントを押さえておきましょう。
- 使用後はしっかり洗浄する
- 専用ケースで保管する
使用後はしっかり洗浄する
サウナで使用した後は、必ずメガネを洗浄する習慣をつけてください。
サウナ室内では汗や皮脂がレンズやフレームに付着します。そのまま放置すると、汚れが固着して落ちにくくなったり、素材の劣化を早めたりする原因になります。
洗浄方法は、流水で汚れを流した後、中性洗剤を薄めた水で優しく洗います。ゴシゴシこすらず、指の腹で軽くなでるように洗うのがポイントです。洗剤が残らないようにしっかりすすぎ、柔らかい布で水分を拭き取りましょう。
また、曇り止め機能付きのレンズは、強くこすると効果が落ちる場合があります。メーカーの取扱説明書を確認し、推奨される洗浄方法を守ることが大切です。
専用ケースで保管する
サウナ専用メガネは、使用しないときは専用ケースに入れて保管してください。むき出しのまま放置すると、レンズに傷がついたり、フレームに負荷がかかったりする可能性があります。
保管場所にも注意が必要です。直射日光が当たる場所や、高温になる車内などは避けてください。耐熱素材とはいえ、長時間の熱にさらされると劣化が進む可能性があります。
サウナバッグにメガネを入れて持ち運ぶ場合も、ケースに入れておくと安心です。他の荷物と接触してレンズが傷つくリスクを減らせます。長くサウナ専用メガネを愛用するために、丁寧な保管を心がけましょう。
まとめ：サウナ用メガネはフジコン「EYE LOVE 入浴」で快適なサ活を
普通のメガネでサウナに入ると、フレームの変形や火傷、曇りなどさまざまなリスクがあります。目が悪い方がサウナを快適に楽しむためには、サウナ専用メガネの使用がおすすめです。
サウナ専用メガネを選ぶ際は、耐熱性・曇り止め機能・軽量性・錆びにくさの4点をチェックしてください。中でもフジコン「EYE LOVE 入浴」は、これらの条件をバランスよく満たしており、コストパフォーマンスにも優れた製品です。
サウナ用メガネを導入すれば、視界がクリアなまま安心してサ活を楽しめます。ぜひフジコン「EYE LOVE 入浴」を手に入れて、快適なサウナライフをお過ごしください。
