
今回の記事の内容は、注意喚起です。
特に高齢者の方は、最後までお読みいただけると幸いです。
近年の流れとして、運転免許更新の視力検査をクリアできない方が増えてきています。
視力検査が厳しくなっているようです。
その背景には、”高齢者ドライバー事故の多発”による
道路交通法の改正(2017年)が考えられます。
先日も宮城県内で、
高齢者ドライバーによる逆走で大きな事故が起きてしまいましたよね。
当店では、免許更新の事前準備として、眼科受診をお勧めしています。
- 免許更新の6ヶ月前には眼科受診し、眼のチェックを受けましょう。
↑視力に自信がない方や高齢者の方は必ず眼科を受診しましょう。
- 免許センターの検査員の方に「メガネを直した方がいいのでは?」
と言われた方もメガネ店ではなく、まずは眼科を受診するようにしましょう。
目次
眼科受診をお勧めする2つの理由
理由①
視力低下や視野の変化は、自覚症状がなく、気が付きにくいと言われています。
疾患があっても、メガネを掛けることで見えるようになり、
更新できてしまう方もいます。
しかしそれでは、事故の危険性も上がりますし、疾患を見過ごしてしまう、
という最悪の状況が起きてしまいます。
理由②
メガネを掛けても視力が出ない場合には、
なにが原因なのか突き止めなければいけません。
また、診断や治療にも時間がかかります。
治る疾患だったとしても、時間に余裕がなければ更新時期の期限が切れ、
免許失効の可能性が出てきます。
以上のことから、メガネをかけて見えない場合、見える場合、
どちらであっても問題が潜んでいる場合があります。
免許更新がある年は、眼の健康診断だとお考えいただき、眼科受診をおすすめいたします。
視力や視野障害をきたす3つの疾患について
視力や視野障害をきたす主な疾患には、
【網膜色素変性症】【緑内障】【白内障】があります。
網膜色素変性症
先天性疾患で、周辺より視野障害がすすみ、
末期で中心視野10度以内しかなくても視力が1.0を確保される。
緑内障
40才以上の18人に1人が罹患しているとされ、徐々に視野進行がすすみ、
高齢になる程視野狭窄が大きくなる可能性が高い。
白内障
かすみ目の為に視力低下がすすみ、どうにか更新している方には昼、
夜間などの条件により視野障害を起こしている危険性がある。
引用 古川中央眼科 2021.1.1 眼の健康マガジン「まなざしVOl.68」 より
当店は古川中央眼科の推奨店となっております。
古川中央眼科の処方箋で作製したメガネは、度数補償が3ヶ月付きます。
ぜひ、ご活用くださいませ。