30代主婦メガネとコンタクトって、どっちが目が悪くなるんだろう?
メガネで視力が落ちないか心配です。
このようなお悩みはありませんか。



結論から言うと、メガネもコンタクトも正しく使えば視力が落ちることはありません。
ただし、目への負担はコンタクトの方が大きく、使い方を誤ると深刻なトラブルにつながる可能性があります。
この記事では、メガネとコンタクトの目への影響の違いや、視力低下を防ぐ正しい使い方について解説します。
目の健康を守りながら快適に過ごすための参考として、ぜひ最後までお読みください。
関連記事




【結論】メガネとコンタクトどっちが目が悪くなる?


冒頭でもお伝えしたとおり、メガネとコンタクトのどちらを使っても、正しく使用すれば目が悪くなることはありません。



「メガネやコンタクトで視力が落ちる」という話を聞いたことがある方も多いでしょう。
しかし、メガネやコンタクト自体が視力を低下させるという医学的根拠はないのです。
ただし、使い方を間違えると目に負担がかかり、結果的に視力低下につながる可能性はあります。
たとえば、度数が合っていないメガネやコンタクトを使い続けたり、コンタクトの装用時間を守らなかったりするケースです。
目が悪くなるかどうかは、メガネかコンタクトかという種類の問題ではなく「使い方」で決まります。
とはいえ、目への負担という点ではコンタクトの方がリスクが高いといえるでしょう。
コンタクトは目に直接触れる医療機器であり、誤った使い方をすると角膜に深刻なダメージを与えることがあるからです。
まずは、メガネとコンタクトが目に与える影響や正しい使い方について詳しく解説します。
メガネとコンタクトで目が悪くなるといわれる3つの理由


メガネやコンタクトで目が悪くなるといわれる背景には、以下の3つの理由があります。
これらは、メガネやコンタクト自体の問題ではなく、使い方や環境に起因するものです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
理由1.度数が合っていないと目に負担がかかるから
度数が合っていないメガネやコンタクトを使い続けると、目に余計な負担がかかり視力低下の原因になります。
メガネやコンタクトは、目のピント調節機能を補助する役割を持っています。



度数が適切であれば、目は無理なくものを見られるのです。
しかし、度数が強すぎたり弱すぎたりすると、目は常にピントを合わせようと働き続けなければなりません。
この状態が続くと眼精疲労が蓄積し、頭痛や肩こりの原因にもなります。
特に「よく見えるから大丈夫」と度数を強くしすぎるケースは注意が必要です。
また、メガネとコンタクトでは同じ視力でも必要な度数が異なります。
メガネは目から約12mm離れた位置にレンズがありますが、コンタクトは角膜に直接密着しているためです。
自己判断で同じ度数のものを使うのではなく、それぞれ眼科で検査を受けて適切な度数を処方してもらいましょう。
理由2.近くを見続けると毛様体筋が疲労するから
スマホやパソコンなど近くを長時間見続けると、目の筋肉が疲労して視力低下につながります。
メガネやコンタクトは基本的に「遠くがよく見える」ように度数が設定されています。
そのため、メガネやコンタクトをつけたまま近くを見続けると、毛様体筋は常に緊張した状態になるのです。
この緊張が長時間続くと、筋肉がこわばってピント調節がうまくできなくなります。



たとえば、デスクワーク中心の方がメガネをかけっぱなしにしていると、目の負担は大きくなりやすいですよ。
1時間に10分ほど休憩をとって遠くを見たり、近くを見るときは度数の弱いメガネを使ったりする工夫が効果的です。
メガネやコンタクトで視力が落ちたと感じる方は、近くを見る時間が長すぎないか振り返ってみてください。
理由3.近視が進む時期と使用開始時期が重なりやすいから
メガネやコンタクトを使い始める時期と近視が進行しやすい成長期が重なるため、視力低下の原因と誤解されやすいのです。
近視は遺伝的な要因に加え、成長期の生活環境によって進行します。



特に小学校高学年から高校生にかけては、身体の成長とともに眼球も変化しやすい時期です。
この時期はちょうどメガネやコンタクトを使い始める人が多いタイミングでもあります。
そのため「メガネをかけたら目が悪くなった」と感じてしまうケースが少なくありません。
しかし実際には、メガネやコンタクトが原因ではなく、成長に伴う自然な変化であることがほとんどです。
眼鏡やコンタクトは視力を矯正する道具であり、近視の進行を止める効果も促進する効果もありません。
近視の進行が気になる場合は、眼科で定期的に検査を受けて経過を観察しましょう。
成長期のお子さんは特に、半年に1回ほど眼科で視力をチェックすることをおすすめします。
【比較】メガネとコンタクトの目への影響


メガネとコンタクトはどちらも視力を矯正する道具ですが、目への影響には違いがあります。
ここでは、以下の3つの観点から比較していきます。
それぞれの特徴を理解して、自分に合った使い方を選びましょう。
1.メガネが目に与える影響とリスク
メガネは目に直接触れないため、コンタクトと比べて目への負担が少ない矯正方法です。
装用時間の制限もなく、目の調子が悪いときでも使用できる点が大きなメリットといえます。



ただし、メガネにもデメリットはあります。
レンズと目の間に距離があるため、度数が強いと物が小さく見えたり、周辺部が歪んで見えたりすることがあるのです。
左右の視力差が大きい方は、網膜に映る像の大きさが異なり眼精疲労を感じやすくなります。
また、フレームが視界を遮ったり、運動中にずれたりする不便さもあるでしょう。
雨の日や温度差のある場所ではレンズが曇りやすく、見えにくくなることも少なくありません。
これらのデメリットはあるものの、目の健康という点ではメガネの方が安全性が高いといえます。
2.コンタクトが目に与える影響とリスク
コンタクトは目に直接触れるため、メガネより目の健康リスクが高い矯正方法です。



えっ?そうなんですか!



そうです。
普段、気軽につけられていると思いますが、結構リスクがあるんですよ。
使い方を誤ると、角膜に傷がついたり感染症を起こしたりする危険性があるのです。
特に注意が必要なのが「角膜への酸素不足」です。
角膜は血管がない組織で、空気中から直接酸素を取り込んで呼吸しています。
コンタクトで角膜を覆うと酸素供給が妨げられ、長時間の装用は角膜にダメージを与えます。
また、コンタクトの汚れや乾燥もトラブルの原因になります。
コンタクトレンズ診療ガイドライン(日本コンタクトレンズ学会)によると、コンタクト使用者の約3割に何らかの障害が見つかるとされています。
「痛くないから大丈夫」と油断せず、正しいケアと定期検査を心がけてください。
3.目の健康への負担が大きいのはコンタクト
目の健康リスクを比較すると、メガネよりコンタクトの方が負担が大きいといえます。
メガネは目に直接触れないため、角膜を傷つけたり感染症を起こしたりする心配がほとんどありません。
一方、コンタクトは誤った使い方をすると重篤な眼障害につながる可能性があります。
特に深刻なのが「角膜内皮細胞」へのダメージです。



角膜内皮細胞は角膜の透明性を保つ働きをしていますが、一度減ると二度と再生しません。



怖すぎます。
コンタクトをするときは気をつけます!
また、コンタクトの長時間装用で酸素不足が続くと、この細胞が減少して将来的に視力障害を起こすことがあります。
正常な成人の角膜内皮細胞数は1mm²あたり2,500〜3,000個程度ですが、1,000個を下回ると白内障手術が受けられなくなる場合もあるのです。
コンタクトを使う方は、目の健康を守るためにメガネとの併用が推奨されています。
「見た目のためにコンタクトだけ」という使い方は、将来の目の健康を損なうリスクがあることを覚えておきましょう。
メガネとコンタクトで目が悪くならない使い方


メガネとコンタクトで目を守るためには、正しい使い方を知る必要があります。
以下の3つのポイントを押さえて、目の健康を守りながら快適に過ごしましょう。
1.眼科で自分に合った度数を処方してもらう
メガネやコンタクトは必ず眼科で検査を受けて、自分に合った度数を処方してもらいましょう。
度数が合っていないと目に余計な負担がかかり、眼精疲労や頭痛の原因になります。
眼科では視力検査に加えて、目の病気がないかも調べてもらえます。



視力低下の原因が近視ではなく、白内障や緑内障といった病気の可能性もあるからです。



え、怖いですね。
必ず眼科で処方してもらいます!
特にコンタクトは高度管理医療機器のため、眼科医の処方に基づいて購入することが推奨されています。
また、メガネとコンタクトでは度数の設定が異なる点にも注意が必要です。
デスクワークが多い方は遠くを見る度数を少し弱めに設定するなど、生活スタイルに合わせた調整もできます。
眼科医やメガネ店のスタッフに日常の過ごし方を伝えて、最適な度数を一緒に決めていきましょう。
2.コンタクトの装用時間を守りメガネと併用する
コンタクトは装用時間を守り、自宅ではメガネに切り替えて目を休ませましょう。
ただし、目の状態によってはもっと短い時間を推奨されることもあるため、眼科医の指示に従ってください。
帰宅したらすぐにコンタクトを外してメガネに替える習慣をつけると、目の負担を大幅に減らせます。



朝起きてすぐにコンタクトを装着するのも避けた方がよいでしょう。
睡眠中は角膜が酸素不足になりやすいため、起床後しばらくはメガネで過ごすのがおすすめです。



そうなんですね。
知らないうちに目に負担をかけてしまっているかも…
また、コンタクトをつけたまま寝てしまうと、角膜内皮細胞の減少が加速する危険もあります。
この細胞は一度減ると二度と再生しないため、取り返しがつきません。
「コンタクトは外出用、自宅ではメガネ」という使い分けを心がけて、目の健康を守りましょう。
3.定期的に眼科検診を受けて目の状態を確認する
目に異常を感じていなくても、最低でも年に1回は眼科で検査を受けましょう。
コンタクトによる目のトラブルは、自覚症状がないまま進行していることが少なくありません。
特に角膜内皮細胞の減少は自分では気づきにくく、重症化してから発覚するケースもあります。
眼科では視力検査に加えて、角膜の状態やアレルギーの有無なども調べてもらえます。



問題が見つかれば早めに対処でき、深刻なトラブルを防げます。
また、目の調子が悪いときはすぐにコンタクトの使用を中止しましょう。
充血や痛み、異物感、視界のぼやけなどの症状があれば、眼科を受診して原因を確認してください。
「少し違和感があるだけ」と放置すると、角膜潰瘍など重篤な障害につながる恐れがあります。
まとめ:メガネとコンタクトどっちが目が悪くなるかは使い方次第
メガネとコンタクトのどちらを使っても、正しく使用すれば目が悪くなることはありません。
視力低下の原因は、
- 度数が合っていない
- 近くを見続けている
- 成長期の自然な変化
など、使い方や環境によるものです。
ただし、目への負担という点ではコンタクトの方がリスクが高いといえます。
コンタクトは角膜に直接触れるため、誤った使い方をすると感染症や角膜内皮細胞の減少といった深刻なトラブルを引き起こす可能性があるのです。



目の健康を守るためには、装用時間を守ってメガネと併用し、定期的に眼科検診を受けましょう。
メガネプラザDoでは、眼鏡作製技能士がお客様の目の状態や生活スタイルに合わせた最適なメガネをご提案しています。
コンタクトからメガネへの切り替えを検討している方、目の負担を減らしたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
関連記事













